皆様はEV(電気自動車)を運転したことはありますか?
近年では環境意識やガソリン車の規制によって各メーカーから多種多様な電気自動車が発売されています。
そんな電気自動車ですが、バッテリーとモーターを積んだだけのクルマってフィーリングがどれも同じで面白くなさそうと思っていませんか?
もちろん、そんなことはなく、電気自動車は、国籍・ブランド・車種ごとにフィーリングが異なります。(ガソリン車程ではありませんが)
では、一体なぜバッテリーとモーターだけの電気自動車にフィーリングが異なるのかを紹介します。
車重
クルマの挙動で最も出やすいのが車重です。
特に電気自動車はバッテリーを積んでいるのでガソリン車と比べて重い傾向がありますが、低い位置にバッテリーを搭載することで、低重心化が図られ、ガソリン車以上のコーナリングの気持ち良さに貢献しています。
クルマの基本である「走る」「曲がる」「止まる」は軽ければ軽いほど有利な訳ですが、最近ではハイパワーなモーター、大きなブレーキ、電子制御によって大きく重たいクルマを軽く感じさせるような工夫が施されています。

サスペンション
サスペンションはクルマの乗り心地を決める重要な部品です。
特に国産車と輸入車で違いがハッキリと分かれるポイントですが、電気自動車でも例に漏れず、国産車は柔らかく、輸入車は硬い傾向があります。
サスペンションが硬いとゴツゴツとしたり、段差で跳ねたりと不快になります。
一方で柔らか過ぎるとふわふわしたり、曲がった際に横揺れが激しくなります。
ある程の硬さとよく動くしなやかさが重要です。
ブレーキ
ブレーキはパワートレイン関係なく、クルマのフィーリングに直結するパーツです。
よく効くから効きづらい、カックンブレーキ、ヌルっと効いて後からしっかり効くなど、さまざまなタイプがあります。
ただ、電気自動車は大抵、回生ブレーキが入っているので、バネのような押し返されるブレーキペダルに低速だとカックンし、高速域ではヌルっと効くタイプのブレーキが多いのではないでしょうか。

ペダル
ペダルの位置(最近の右ハンドルの輸入車は違和感が少ない)や高さ、踏んだ時の硬さや遊びの量、オルガンなのか吊り下げ式なのかによって操作感が異なります。
ボディ剛性
ボディ剛性もパワートレインに関係なくクルマのフィーリングを決める要素のひとつです。
これも国産車と輸入車で大きく異なり、輸入車の方がボディ剛性が高い傾向があります。
高速域の安定性やコーナリングの反応性などの違いが生じます。
ソフトウェア
電気自動車のフィーリングを決めるのに最も重要な要素がソフトウェアです。
アクセルペダルを踏めばモーターが動き、クルマが発進しますが、そのアクセルペダルが踏まれたことをソフトウェアによって処理され、モーターを動かしています。
ソフトウェアは、アクセル開度や路面状況などを検知し、適切な量のトルクになるようにモーターを回します。さらに左右それぞれモーターが搭載された高度なクルマの場合、各モーターごとに適切なトルク配分を自動で計算し、パワーの伝達を行っています。
なので、ソフトウェア=クルマのフィーリングといっても過言ではなく、制御が優秀なソフトウェアを搭載した電気自動車は高性能ともいえます。


