彼氏に乗って欲しくないクルマランキング上位のスポーツカーの偏見と実態とは

自動車情報

よく彼氏に乗って欲しくないクルマランキングという記事を見たことはありませんか?

大抵の場合、ランキング上位に「痛車」「旧車」「改造車」「スポーツカー」とあり、いくつか理由が紹介されている訳ですが、その理由をみて、スポーツカーに乗っている私からすると、あまりにも偏見すぎると思う項目がありました。

なので今回は、スポーツカーの偏見と実態の乖離を紹介します。

飛ばしそう

「スポーツカー」=「速い」というイメージがありますが、飛ばすか飛ばさないかはドライバー次第です。ミニバンや軽自動車でも飛ばす人は多数います。

スポーツカーは高速走行時に安定感がある為、飛ばしても怖さを感じづらいです。(いくら制限速度内とはいえハイト系軽ワゴンで新名神で120km/hで走られた方が怖いです。)

スポーツカーで速度が控えめな場合、勢いよく加速する方が多い傾向があります。(シートに押さえ付けられるGを感じます。)

うるさそう

スポーツカーも例外に漏れず、音量規制がある為、普通のクルマの大して差はありません。

うるさいと感じるスポーツカーは古い車種で規制が緩い、または違法改造のどちらかです。

スーパーカーは純正マフラーであっても車検が通るのか不思議なぐらい音が大きいです。

ただ、最近のスポーツカーの場合、排気音より、太いタイヤから発せられるロードノイズの方が煩わしく感じられます。

車内が狭そう

走行中の車内では座って過ごす訳ですが、一部車種と軽スポーツカーを除、平均的な体型であればシート幅が余り、足を伸ばせる程の広さはあります。

天井が低い分、圧迫感がありますが、オープンカーであれば天井の高さは無限になります。

ただ、積載能力はありませんので、IKEAに行って家具を買っても積み込むことができません。

乗り心地が悪そう

スポーツカーのサスペンションは硬く、ハネるので乗り心地が悪そうなイメージがありますが、社外サスペンションに交換していない限り、極端に悪くはありません。

最近のクルマには「エコ」「コンフォート」「スポーツ」「スポーツプラス」などの走行モードが選択できる車種があり、エンジンのレスポンスだけでなく、サスペンションの硬さも変更されます。なので、乗り心地もかなり良くなっています。

サスペンションが硬いとロールしづらい為、クルマ酔いしにくくなります。

一方で、GT(グランドツーリング)寄りのスポーツカーであれば長距離走行を想定して設計されているので、シートの座り心地が良く感じられます。

乗り降りがしづらそう

2ドアのスポーツカーはドアが長く、ステップが太いのでイメージ通り乗り降りがしづらいです。

更に社外のフルバケットシートであれば一層、乗降が困難を極めます。

ドアを開ける十分なスペースを確保してもらい、乗降時にエスコートがあれば問題ないと思います。

外から車内が見えそう

スポーツカーは車体が低い分、外から車内の様子が丸見えで恥ずかしいと感じられるかと思います。

気疲れしますが車内では、お上品に過ごす必要があります。

ただ、トラックやバスなどの大型車両からであれば、大抵の普通車の車内の様子が見えます。(SUVだから見えていないだろうと油断して口開けて寝ているのがバレます。)

目立つ

現行もしくは先代の「トヨタ 86」「スバル BRZ」「マツダ ロードスター」のホワイトかシルバーかブラックのフルノーマル車であれば街中でもよく見かける為、そこまで目立ちませんが、原色系の珍しい車種や派手にカスタムされた車両であれば、スポーツカーに限らず、注目の的になってしまいます。

目立つ利点といえば、広い駐車場でも簡単にクルマを見つけることができます。

スポーツカーに対する世間のネガティブなイメージが当てはまる項目もありますが「人」や「車種」の要素も大きく関わってきます。

この記事の執筆者

フェアレディZオーナーによる自動車情報とおでかけ情報を発信するブログ・YouTubeチャンネル「Can I get information」運営をしています。趣味はドライブとクルマです。マイカーは日産フェアレディZ(RZ34)。常に新しいコトを探究。東海地方を拠点に活動しています。

Koba-yuuをフォローする
自動車情報
この記事が面白いと思った方はシェアをお願いします。