自己防衛するしかない・・・。混沌とする大型連休の高速道路で注意することとは

自動車情報

大型連休といえば、旅行やレジャーなどお出掛けされる方も多くいるかと思います。

その移動手段は「新幹線」「高速バス」「クルマ」といった選択肢があります。

中でもクルマは目的地まで歩く距離が短く、荷物を持ち歩く必要がありません。さらにプライベート空間で移動できるということもあって人気の移動手段となっています。

しかし、大型連休になると普段、クルマに乗らない運転に不慣れなペーパードライバー(いわゆるサンデードライバー)がハンドルを握り、混雑する高速道路をおぼつかない状態で走ります。

従って、大型連休の高速道路は混沌(カオス)な状態となり、事故が多発します。

この時期になると、よくペーパードライバー向けの運転が上手くなる記事が紹介されていますが、そういう人たちは、まず見ないだろうし、仮にそんなものを見たところで上達するはずもありません。(そんなもので運転技術が上達すれば、ペーパードライバーなんて言葉も生まれないと思う)

よって、ペーパードライバーからの貰い事故は自己防衛するしかありません。

大型連休の特に昼間はペーパードライバーが大量発生するので、そのタイミングで高速道路を通らないことが最大の自己防衛になりますが、時には高速道路を走らざるを得ないことがあるかと思います。

なので今回は、大型連休に出没するペーパードライバーから自己防衛する方法を紹介します。

まず、危険なペーパードライバーが運転するクルマを探り炙り出します。車種は主にヤリスやフィットといったコンパクトカー、ノア・ボクシーやセレナといったミニバンに多い傾向があります。(最近だとヤリスクロスやヴェゼルといったコンパクトSUVもペーパードライバーに人気があります。)

都会ナンバー(品川・杉並・世田谷)など、クルマがなくても生活ができる主に首都圏地域のナンバープレートはペーパードライバー率が上昇します。

「わ」「れ」ナンバーのレンタカーもクルマを所有していないペーパードライバーである可能性が高いです。(特にタ○ムズのステッカーのレンタカーには常時近づくなといわれていますが)

続いて、ペーパードライバーやサンデードライバーの運転の特徴を紹介します。

速度が大して速くありません。そして、車間距離が無駄に近いです。前のクルマのブレーキランプが点灯するとプログラミングされたかのようにフットブレーキを踏み、ブレーキランプをパカパカと光らせます。最近のクルマのCVTが燃費対策のためかギア比が高めなので、アクセルペダルを離しても減速しにくいからでしょうか?(いや、ペーパードライバーにとってはアクセルペダルを踏むかブレーキペダルを踏むかの2択しかないのだろう・・・。)下り坂では「エンジンブレーキ?何それ美味しいの?」と言わんばかりにフットブレーキを多用します。

フラフラと走り、車線中央を走れません。車線内を右寄り〜左寄りを行ったり来たりしています。

上り坂で失速し下り坂で加速します。スピードメーターを見ることなく、「今上り坂を走っている」「下り坂を走っている」という意識を全く持ち合わせることなくアクセル開度が一定なので、上り坂では失速し、下り坂で加速し始めます。

右車線を走り続けます。左車線には90km/hで走るトラックがいるのを避けるためか?95km/h程度で右車線の先頭を我が物顔で走行し続けています。(バックミラーは見なければ気にならないだそうで・・・。)大型連休中は右側が走行車線、左側が追越車線になったような錯覚を起こします。

車線変更や合流は運任せでノールックで車線変更をします。もちろん、方向指示器は直前で出します!ジャンクションやサービスエリア手前では急な車線変更は当たり前で他の交通への迷惑など知る由もありません。(自分が行きたい方向に行けたらヨシ!)

上記の車種に上記ような運転をするクルマが高速道路を走っていたら、それはほぼ間違いなくペーパードライバー・サンデードライバーです。(毎日乗っているが運転の才能がないだけの可能性も否定できませんが)

それらのクルマがいた場合、まずは車間距離を空けましょう。車間距離を空けることによって、急な挙動や突然の事故を回避する余裕が生まれます。

右車線を我が物顔で走り続けている場合、左側から追い越すと違反となり、こちら側が処罰の対象になります。(理不尽ですが)なので、追い越しではなく追い抜きを利用しましょう。パッシングなどで左車線に退かそうと誘導すると、やれ煽り運転だの騒がれ撮影され、SNSにアップされるなど厄介ごとに巻き込まれる可能性があります。

上記のペーパードライバーの運転の特徴を頭に入れておき、常に来るかもしれない運転をすることで対処しやすくなります。

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