高速料金が高い!高速料金を節約する方法とは?

自動車情報

皆様は、高速道路を使ってお出かけされることはありますか?

高速道路は幅員が広く、信号もないので一般道より早く快適に移動することが出来ますね。

しかし、高速道路を利用する際は料金が必要になります。そして、多くの方が思っていることは「高速料金が高すぎる」ではないでしょうか。

なぜなら、日本の高速料金は世界一高額と言われています。東京IC〜名古屋ICの約314kmで普通車の場合は7320円の高速料金が発生します。世界の高速道路の例ですが、アメリカではフリーウェイと呼ばれており、都市部を除いて高速料金は無料です。ドイツの一部区間で制限速度がないアウトバーンですが、乗用車は無料です。高速料金が必要な国でも、ほとんどが日本の高速料金の半額以下です。

クルマを用意しなくてもよく、ガソリン代も不要で自身で運転をする必要のない電車の運賃の方が高速料金より安い場合がありますね。(電車の運賃が安すぎるのか、高速料金が高すぎるのか・・・)

高速道路は速くて快適なので、使わない訳にはいきませんね。けど、多くの方は少しでも高速料金を抑えたいと思われている訳ですが、どうすれば高速料金を少しでも節約することができるのか?疑問に思いますね。

なので今回は、高速料金を節約する方法をいくつか紹介していきたいと思います。

高速道路を走行する区間を減らす

日本国内の大半の高速道路料金は対距離料金制で、高速道路を走行した分だけ高速料金が上がっていきます。

大都市近郊や一部エリアを除き、高速道路の1kmあたりの料金は24.6円です。

なので、高速道路を走る距離を減らせば高速料金は低くなります。

例えば、蟹江ICから湾岸桑名ICへ行く際、カーナビで設定しますと、東名阪道 蟹江IC四日市JCT伊勢湾岸道 湾岸桑名ICというルートで案内され、高速料金は普通車で1020円です。このルートの場合、四日市JCTを経由しますので大回りとなります。なので、東名阪道 桑名東ICで降り、国道258号線を桑名方面へひたすら直進すると湾岸桑名ICに到着します。この場合、高速料金は普通車で560円で済みます。

また、名古屋駅桜通口から蟹江ICに向かう場合、最寄りのインターチェンジは名駅ICですが、名古屋高速の都心環状線は時計回りの一方通行なので大きく回る必要があり、それによって高速料金が上がります。名駅ICから蟹江ICまでの高速料金は普通車で1200円です。2021年5月より名古屋高速は対距離料金制となりました。なので、5号万場線 烏森ICから名古屋高速に乗ることによって料金を節約できます。烏森ICから蟹江ICまでの高速料金は普通車で690円になります。

私が考える有意義な高速道路の利用方法は峠や一般道が渋滞する場所で高速道路を走行することです。

渋滞する場所や峠を越える場所はとても時間がかかりますね。一般道で45分かかる場所を高速道路を1区間利用し300円の費用で10分で移動できれば相対費用としては良いのではないでしょうか?

割引される時に高速道路を利用する

NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本の管轄するほとんどの高速道路では軽自動車や普通車には深夜割引と休日割引が適用されます。名古屋高速などの都市高速や大都市近郊では割引が適用されない場合があります。)

深夜割引とはAM0:00〜AM4:00(24:00〜28:00)の間に高速道路を利用(滞在)することで30%割引となります。なので、深夜割引を受けたい場合、高速道路に乗る時はAM3時59分までに料金所を通過しましょう。逆に、高速道路を降りる時はAM0時00分を過ぎてから料金所を通過しましょう。

休日割引は土曜日、日曜日、祝日高速道路を利用(滞在)することによって30%割引になります。コロナ禍以降、大型連休時は休日割引が適用外になることがありますので、ご注意ください。

深夜割引と休日割引の併用はされず、割引額が大きい片方の割引のみ適用されます。

注意したいポイントは都市高速を利用する際は一度、高速道路を出た扱いになります。例えば、東名阪道から名神高速へ向かう場合、名古屋西料金所で料金所を通過し、名二環名古屋高速16号一宮線を経由します。この際、名古屋西料金所で高速道路を一度、出た扱いとなります。AM3時50分に名古屋西料金所を通過した場合は深夜割引の対象になります。その後AM4時20分に一宮ICの料金所を通過した場合、その先は深夜割引が適用外となります。

ETCカードでポイントを貯める

皆様は、どのカード会社のETCカードをお使いですか?

なんとなくでETCカードを選んでいたり、普段利用しているクレジットカードに付随するETCカードを使われていませんか?

実は高速道路を利用するとポイントが貯まるETCカードがあります。

私は三井住友プラチナプリファードカードのETCを利用しており、100円で1ポイントが付与されます。ETCを利用の場合、さらに2%のポイントが付与されます。10000円の利用で300円分のポイントが付与されますので、とても助かります。(カードの年会費が高いので元が取れていない気もしますが・・・)

皆様も高速道路の割引制度やETCカードのポイントを利用してお得に高速道路を利用しましょう。