混雑した観光地に有効なパークアンドライドとは

自動車情報

皆様は、観光地へクルマでお出かけになることはありますか?

クルマでの旅行は移動中がプライベート空間なので他人の目を気にする必要がなく、ドアtoドアなので歩く距離も短く済み、雨の日も楽で旅行の荷物やお土産を持ち歩く必要がありません。

クルマでの旅行は快適ですが、混雑した観光地へ行くと大渋滞に巻き込まれます。

信号が青になっても前が詰まって進まない状態が続き、歩いた方が早いのでは?と目的地を目の前にイライラが募ります。

そして、ようやく駐車場に辿り着いた!と思いきや駐車場が満車で空きが出るまで待たなければなりません。

満車の観光地の駐車場は強気の価格設定で1日2000円や30分500円など(駐車料金が気になり、ゆっくり観光できなさそう)必要な場所もあります。

移動は快適なのに観光地付近では不便になるクルマですが、観光地までのあと一歩をなんとかしたいと思っている方もたくさんいるはずです。

そんなクルマ旅行で混雑した観光地へ行く際は、パークアンドライドを利用しましょう。

パークアンドライドとは、マイカーをパーク(停めて)公共交通機関にライド(乗る)という意味で、クルマで郊外の駅やバスの停留所付近の駐車場にクルマを停め、電車やバスなどの公共交通機関で都心部へ向かう行為です。

元々は、海外にて都市部の渋滞緩和や大気汚染を緩和させる目的で行われていました。そんなパークアンドライドを観光地に置き換えてみます。

目的の観光地より少し離れた駅やバスの停留所の近くの駐車場にクルマを停めます。電車やバスで最寄りの駅や停留所へ行き、そこからは徒歩で観光地を目指します。

これにより、渋滞に巻き込まれることもなく、高い駐車料金を払う必要もありません。

私もパークアンドライドを積極的に活用しています。

例えば、東京都中央区銀座へ行く場合、駐車料金が非常に高額で11分440円といった場所がほとんどになります。そこに駐車して1時間の滞在で2640円の高額な駐車料金が発生します。なので、私は、夢の島にクルマを駐車して、新木場駅から東京メトロ有楽町線の電車に乗り、銀座一丁目駅まで片道210円で移動し残りは徒歩で移動します。この場合、料金は1220円で済みます。

京都へ行く際もパークアンドライドを活用しています。

私が京都へ行く際は必ず河原町に寄りますが、河原町付近の駐車場の料金は30分400円程度になります。最大料金の設定がない場所も多く、あっても2500円程度と高額です。なので、私は西院駅近くの1日1000円の駐車場にクルマを駐車して西院駅から阪急京都線の電車に乗り、河原町駅まで片道170円で移動します。これにより1日1340円で済みます。

小さな子供やお年寄りがいる場合は難しいですが、皆様も積極的にパークアンドライドを活用してみてはいかがでしょうか?

この記事の執筆者

フェアレディZオーナーが自動車情報とおでかけ情報を発信するブログ・YouTubeチャンネル「Can I get information」運営をしています。趣味はドライブとクルマです。所有車は日産フェアレディZ(Z34)。常に新しいコトを探究。東海地方を拠点に活動しています。

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