雨の日は昼間でもヘッドライトを付けた方が良い理由とは

自動車情報

雨の日の運転は、晴れの日の運転より、一層と気を使いますね。

視界が悪く、滑りやすい雨の日は晴れの日と比べて約5倍の事故が発生しています。

雨の日は昼間でも薄暗く、霧や水しぶきで前方が霞んで見え、フロントガラスに付いた水滴で視界が悪いので運転がしづらいです。

ハイドロプレーニング現象とは
雨の日の運転には注意する点がいくつかありますが、そのうちの一つがハイドロプレーニング現象というものです水の膜によりタイヤが浮きクルマをコントロールができなくなる状態のことです。
雨の日の高速道路の運転で気をつけること
雨の日に高速道路を運転する際、不安を感じられる方も多くいるかと思います。雨の日の高速道路を運転する際に、気をつける点を紹介します。

ほとんどのドライバーの方は雨の日は、視界が悪く運転しづらいと感じていることでしょう。

なので、いくら自分は気をつけていても、相手の過失による事故に巻き込まれる可能性が高くなります。

では、どうすれば雨の日に相手の過失事故に巻き込まれにくくなるのか?

雨の日の事故防止策は、昼間でもヘッドライト(前照灯)を点灯させることです。

なぜ、雨の日は昼間でもヘッドライトを点灯させた方が良いのか?その理由とは?

それは、夕方早めにヘッドライトを点灯するのと同じ理由で、相手に自分の存在をアピールするためです。

ヘッドライトを点灯して走行しているクルマは認知しやすく、逆にヘッドライトを点灯させていないクルマは存在を見落としそうになる時もあります。

特にシルバーなどのボディカラーのクルマは景色と同化しやすく、発見に遅れやすいです。

相手に自車の存在に早く気づいてもらうことが、事故の防止になります。

よくあるシチュエーションとして、一時停止のある道路から優先道路へ出る際に、優先道路を走るクルマを見落として事故になる可能性があります。自分が優先道路を走っている際、相手に自車の存在に気づいてもらわなければ、一時停止側からクルマが来て、出会い頭の衝突事故になります。

ヘッドライトを点灯させているクルマは存在がわかりやすいですね。

昼間にヘッドライトを点灯させて走行すると違反なるの?と疑問を抱くかと思いますが、違反になりません。また、四輪の自動車に雨天時のヘッドライトの点灯に義務はありません。

私の体感上、雨の日の昼間にヘッドライトを点灯させて走行している自家用普通車と自家用軽自動車は5%ほどです。

最近では、デイライトが搭載されたクルマを多く見かけるので、認知しやすいですが、ヘッドライトを点灯させた方が、より遠くからクルマの存在に気づくことが出来ます。

走行前にヘッドライトを点灯させるのが面倒だと思いますが、事故を起こした時はもっと面倒です。出発前の少しの手間で事故に遭う確率を減らすことが出来ます。

雨の日のヘッドライトは自分の視界を確保するものではなく、他車に自車の存在に気づいてもらう手段です。

なので、多くの方が雨の日の昼間にヘッドライトを点灯させて走行した方が他車の存在に気がつきやすく安全に走行できます。

皆様も是非、雨の日の運転時は積極的にヘッドライトを点灯させ、自車の存在をアピールし、事故を防ぎましょう。