フェアレディZ RZ34は大人気!その理由を考える

自動車情報

2022年にZ34のビッグマイナーチェンジという形で発売された日産フェアレディZ RZ34。

発表当時は、やれ「ダサい」など「価格が高い」など、フェアレディZ RZ34は散々な批判を受けていました。

しかし、いざ発売されると年単位の納車待ちが発生し、2022年7月末で新規受注が停止するほどの注文が入りました。

2025年現在では、フェアレディZ RZ34の生産能力の向上によって納期が短縮され、比較的スムーズに新車を購入することがでるようになりました。

その甲斐があってか、SNS上では多くのフェアレディZ RZ34納車報告が飛び交っています。

歴代のフェアレディZの中でRZ34が最も人気があり、売れているのではないか?と思う程です。事実、今年5月に富士スピードウェイにて開催されたオールフェアレディZミーティング2025で、最も参加台数が多かった世代がZ34を差し置いてRZ34でした。

なぜ、こんなにもRZ34が人気があるのか疑問になります。

なので今回は、フェアレディZ RZ34が人気の理由を考察してみます。

デザイン性

フェアレディZ RZ34はフロントがS30、リアがZ32をオマージュしつつも未来を示すデザインとなっています。

発表当時は特にフロントが「ダサい」とネットで散々いわれてきました。

最近のクルマあるあるですが、写真で見ると微妙ですが、リアルで見るとカッコいいことがあり、フェアレディZ RZ34も該当するのではないでしょうか。

歴代のフェアレディZを 連想させる高いデザイン性が人気を博したのではないでしょうか。

性能

先代のフェアレディZ Z34にはVQ37VHRという3.7ℓV6エンジンが搭載されています。そして今回のフェアレディZ RZ34に搭載されているエンジンはVR30DDTTという3ℓの排気量が小さくなったV6エンジンが搭載されています。しかし、ツインターボ装着により405馬力を発生し、0-100km/h4.3秒、最高速度285km/hという歴代のフェアレディZ最強の性能を誇ります。

低価格・コスパの良さ

発表当時は「高い」だの散々いわれてきましたが、同等程度のスペックのスープラやZ4、911と比較しても安価です。

特に2022年以降、インフレが加速し、軽自動車が200万円、コンパクトカーが300万円、ミニバンやミドルサイズSUVが400万円〜500万円の時代に550万円で400馬力のツインターボエンジンを搭載したスポーツカーが新車で購入できるのは日産自動車の努力なのかも知れません。

その他

その他として、貴重なマニュアルトランスミッションが選択できる車種だからではないでしょうか。

純ガソリン車最後の「フェアレディZ」となるであろうRZ34にガソリンエンジンに対する飢餓感も人気に火をつけているのではないでしょうか。

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