スポーティな高級車。BMW 840iグランクーペ 試乗記

自動車情報

私は三重輸入車ショウでBMW 840iグランクーペに試乗しました。

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BMW 840iグランクーペがどのどうなクルマなのか私の感想と共に紹介します。

短時間の試乗でしたので全てをお伝えできません。なので、乗り出しの第一印象を紹介させて頂きます。

BMW840iグランクーペとは

BMW840iとはドイツの自動車メーカーであるBMWが製造・販売するセダンです。

8シリーズは圧倒的な風格とゆとりに満ちた空間を携えたフラッグシップモデルの名にふさわしいラグジュアリースポーツでクーペ、グランクーペ、カブリオレの3種類のボディタイプがあります。

8シリーズは1990年に発売。2018年にフルモデルチェンジされ、2世代目に移行しました。

グランクーペとは通称、4ドアクーペと呼ばれるセダンでデザインの美しさや空力性能といったクーペ形状の利点を生かしながらも4ドアの利便性も兼ね備えたセダンとクーペのいいとこ取りのボディタイプです。

840iの「8」は8シリーズ、「40」は4ℓエンジン相当の出力、「i」はガソリンエンジンという意味があります。

以下がBMW840iグランクーペのスペックです。

販売時期2019年〜
型式3BA-GV30
エンジンB58B30C
排気量2997cc
馬力340ps@5000rpm
トルク51.0kgf・m@1600rpm〜4500rpm
過給器ツインターボ
使用燃料無鉛プレミアム
燃料タンク68ℓ
燃費10.8km/ℓ
0-100km/h4.9秒
最高速度250km/h(紳士協定)
トランスミッション8AT
駆動方式FR
タイヤサイズフロント 245/40R19
リア 275/35R19
乗車定員5名
ハンドル位置
全長×全幅×全高5085mm×1930mm×1400mm
車両重量1870kg
最小回転半径5.5m
価格1198万円〜

外観

フロントからです。

この角度から見るとクーペというより、やや背の低いセダンに見えます。

全長5085mm×全幅1930mm×全高1400mmと堂々たるサイズで、狭い道や駐車場ではやや気を使います。

7シリーズとは異なり、小さいキドニーグリルを装備しています。

リアからです。

リアから見るとスポーツカーのような流線形状をしており、美しさとかっこよさを両立しています。また、大きなダクトがスポーティーさを一層引き立てます。

気になる点は、ナンバープレート下の部分は雨が降ると汚れが溜まりそうです。リアタイヤが思いの外、引っ込んで見えます。

給油口は右側にあります。

複雑な形状のホイールです。シルバーの部分はダイヤモンドカット仕様となっています。

大きなブルーのブレーキキャリパーが目を惹きます。

タイヤサイズはフロント 245/35R19 リア275/35R19

内装

高級感のある現代的な内装です。

物理ボタンが多いのでダイレクトな操作性がありますが、ボタン1つ1つが小さめです。ややエアコン操作がしづらいと感じます。

運転してみて

シートに座った瞬間、絶妙な硬さで、あまりの座り心地の良さに感動しました。

走行中の車内は静粛性が高く、完全バランスの直6エンジンも相まって、振動や騒音といった不快感はありませんでした。

全般にスポーツカーのようなフィーリングで特にサスペンションが相当硬く日常の街中での移動には、乗り心地がやや懸念されます。

思いのほか、加速はマイルドで底からパワーが込み上げるようなトルク感があります。

ブレーキの効きはさすがBMWということもあり申し分ありませんが、ブレーキにクセがあり違和感が払拭できません。

BMW840iグランクーペはスポーツカーのような見た目とフィーリングのある4ドアセダンです。