ECUチューンで500馬力のフェアレディZ RZ34は速いのか?

フェアレディZ関連

私は元々、日産フェアレディZ Z34に乗っていましたが、進化と性能アップを追求するために新型となる日産フェアレディZ RZ34へと乗り換えました。

Z34はVQ37VHRという3.7ℓの自然吸気エンジンが搭載されており、その最大出力は336馬力です。

一方の新しいフェアレディZであるRZ34にはVR30DDTTという3ℓのツインターボエンジンが搭載されており、最大出力は405馬力にもなります。

Z34より約70kg増した車重とエンジンのダウンサイズによって、出だしこそはRZ34の方が遅くなったものの、ターボ化により1600rpmという低回転から最大トルクの48.4kgf・mが発生し、ひとたびブーストが効けば怒涛の加速を披露してくれます。

しかし、人間は欲深き生き物です。慣れが生じ400馬力でも物足りなくなってしまいます。幸い、RZ34は国産のターボ車なので、コンピューターによるブーストアップをすれば安く簡単にパワーアップすることができます。

という訳で、ECUの書き換えを行って頂きました。内容は以下の通りです。

  • スピードリミッター180km/h→320km/h
  • 最大ブースト1.1kgf→1.4kgf
  • スロットル+10%
  • 各種最適化

マフラー交換込みで、スペックがおおよそ500馬力(実馬力約460ps)まで上昇しました。

元々、それなりに速い日産フェアレディZ RZ34ですが、ブーストアップして500馬力になるとどこまで速いのか?気になっている方もいるかと思います。(ECUの書き換えを検討されている方も多くいるかと思います。)

なので今回はECUチューンによって500馬力となった日産フェアレディZ RZ34は速いのか?を紹介します。

結論からいいますと「多少速くはなりました」

ただし、100km/h以下ではあまり変わらない気がします。というのもシャーシ性能やタイヤの性能がエンジンの性能に負けており、ロスが多いと感じるからです。

RZ34はZ34と同じプラットフォームを使用しており、元々300馬力程度のエンジンを搭載する前提の性能でした。そこにチューンされた500馬力のエンジンが入れば、ボディやタイヤが負けるのは当然です。

だが、120km/hを超えてくると明らかに加速が良くなったと実感ができます。

何より10%のハイスロットル化によって、アクセルペダルを踏んだ際のもたつきが解消された恩恵が大きいと感じます。

加速動画をご用意しましたので、ご覧ください。

こちらがECUチューン後のフル加速の動画です。

ECUチューンによって最大ブーストが上がりましたが、本当に実馬力で460psあるのかな?が本音ではあります。

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