新車にボディコーティングは必要なのか?

自動車情報

待ちに待ったピカピカの新車が納車され、永く大事に乗りたいと意気込みますね。

しかし、クルマは何もしなくても経年劣化し、走行しても劣化するものです。

少しでも新車の輝きを長く持続させたいと思っている方には、ボディーコーティングがおすすめです。

「ピカピカの新車に高いお金を出してボディーコーティングを施工しても変わらないのでは?」と思われがちですが、ボディコーティングは新車の時にこそ必要なのです。

クルマの塗装は、様々な外的要因からダメージを受けます。だが、ボディーコーティングを施工してあればコーティング皮膜がクルマの塗装を守ってくれます。なので、塗装がダメージを受ける前にコーティング皮膜で守れば新車の輝きが長く続きます。

塗装にダメージを与える外的要因をいくつか紹介します。

まずは、日光です。日光からは紫外線が出ており、紫外線は塗装を劣化される原因になります。特に原色系(赤・青・黄)は色褪せの原因となり、赤色のボディが朱色になったりします。

また、雨や鳥の糞といった空からの飛散物によるダメージもあります。雨や鳥の糞は酸性なので塗装を痛めます。

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虫の死骸や鳥の糞といった汚れですが、洗い流さずに放置していませんか?なぜ、クルマのボディに付いた虫の死骸や鳥の糞は早く洗い流さないといけないのか?その理由を紹介します。

浅い傷程であればコーティング皮膜に傷が付くので、塗装自体を傷から守ることができます。

2018年に納車された筆者のnissan370z。ボディーコーティングを施工し、2週間に1度の洗車で納車後5万km走行、4年経過でもこの輝きを保っています。(2022年5月撮影)

撥水コートの場合、水を弾き、コロコロとボディの上を水滴が転がっていく見た目が美しく汚れがつきづらくなります。しかし、ボディーコーティングを施工したからといって汚れが全く付かない訳ではありません。

綺麗なボディや塗装を維持する上で最も大切なのは定期的な洗車です。(最低でも月1回が目安)多くの方が勘違いしていますが、ボディーコーティングを施工したからといってメンテナンスをする必要がなくなる訳ではありません。

ボディについた汚れを放置すると汚れが落ちづらくなり、塗装にダメージを与えます。

洗車は面倒くさいと感じる方も多くいるかと思いますが、ボディコーティングを施工車であれば、少しの汚れなら水洗いで汚れを落とすこともでき、ワックスをかける必要がありません。なので簡単なお手入れでクルマを綺麗にすることができます。

新車を購入される際は是非、ボディコーティングを施工して、定期的な洗車をして新車の輝きを持続させてみてはいかがでしょうか。