日産フェアレディZ RZ34nismoに6MTが追加!されるもブーイング!?

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出典:日産自動車ニュースルーム

先日、日産フェアレディZ RZ34の2026年モデルにnismoの6MTが追加されると報じられました。

令和のこのご時世に貴重なマニュアルトランスミッションを選択できる、喜ばしいニュースのはずですが、既存のフェアレディZ RZ34オーナから不平不満の声が噴出しています。

それは一体なぜなのだろうか?フェアレディZ RZ34オーナーの私が考察してみます。

簡単にフェアレディZ RZ34の紹介をします。

2022年に先代のZ34からマイナーチェンジとして発売されました。3.7ℓ自然吸気エンジンから3ℓツインターボエンジンへと変換され、その最大出力は405馬力にも達します。トランスミッションは9ATと6MTが用意されています。

のちに2024年モデルが発表され、nismoが追加されました。専用チューンが施され、エンジンは420馬力まで出力アップされています。nismoには9ATのみの設定となっていました。

というのもフェアレディZ RZ34は高出力が故にトランスミッションが耐えられないという理由からRZ34nismoに6MTの搭載が見送られていました。(通常のフェアレディZ RZ34 6MTを405馬力からブーストアップで500馬力にしている例は多数ありますが・・・)

さらにRZ34に搭載されている9ATが優秀すぎて、フェアレディZ RZ34の性能を堪能したければ9ATを選ぶべきであり、特にnismoにはその傾向が顕著だといわれています。

上記の理由からRZ34nismoにMTは出ないとフェアレディZ RZ34の開発責任者の田村氏がどこかで発言していたような気がします。(記憶が曖昧ですが、出ないというニュアンスで受け取れる内容でした。)

それを聞いてRZ34nismoの6MTを諦めて、RZ34nismoの9ATやRZ34バージョンSTなどの6MTを購入した方も多数います。

にも関わらず、日産が「やっぱりRZ34nismoの6MTを出します!!」と意気揚々に発表したせいでRZ34オーナーから不平不満が噴出したのではないか?と私は思います。

画像出典:日産自動車ニュースルーム

一方でトヨタ スープラの場合はMTが追加されて歓喜?だったように感じられ、スープラには元々MTの設定がなく、多くの人が希望し、実現したからだと思いますが、フェアレディZの場合は最初からMTの選択肢があり、nismoにMTがないならnismo以外の選択肢があったことが、ことが大きくなった要因かも知れません。

私としては、元々セイランブルー・スーパーブラックのボディカラーが欲しく、通常のバンパーの形状が好きだったのでnismoを買う予定が一切なかったので、「RZ34nismoに6MT出たんだ」ぐらいにしか思っていません。(予算がないというのもありますが・・・)いや、納車まで2年以上待たされた挙句、注文時より勝手に20万円以上値上げされたことにキレています。

仮に予算があっても、ベースグレードを買い、差額分でタイヤ・ホイール・ブレーキ・車高調・吸排気・タービンなど交換し、ブーストアップでは到達できないであろう600馬力オーバーのフェアレディZ RZ34に仕上げた方が満足するだろうと思っています。

いやいや、RZ34nismoをフルチューンして600馬力にした方がいいのでは?と思いますが、RZ34nismoに300万円を掛けるなら、991型の911の7MTや718GTS4.0などの中古車が射程圏内になるので、そっちを買ってしまうと思います。(フェアレディZ RZ34はコスパが良いのがメリットなので)

フェアレディZ RZ34の2026年モデルならびRZ34nismoの6MTがどのような仕様や価格アップになるのか不明なので、続報を楽しみに待ちたいと思っています。

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