工業団地になった木曽岬干拓地に行ってみた

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皆様は木曽岬干拓地をご存知でしょうか?

木曽岬干拓地とは木曽川河口にある三重県桑名市、木曽岬町、愛知県弥富市をまたがる約420ヘクタールの干拓地です。

1970年に農業利用を想定して着工されましたが、環境問題や県境問題があり長年、未利用の土地でした。

木曽岬干拓地北部に伊勢湾岸道が横断しており、弥富木曽岬IC設けられています。伊勢湾岸道南部にメガソーラーがあります。

そんな木曽岬干拓地が工業用地として分譲が始まり、木曽岬新輪工業団地となりました。どのような工業団地なのか調査するため、実際に訪れてみましたので、現地の様子をシェアします。

木曽岬干拓地へのアクセスは大阪方面からは伊勢湾岸道 弥富木曽岬IC、名古屋方面からは湾岸弥富ICで降り、しばらく直進した先にある交差点から県道103号線を北上し、木曽岬マリーナで左折します。すぐ先の突き当たりを左折し、しばらく進みますと木曽岬干拓地入り口の橋が見えてきます。

国道23号線からは木曽岬町三崎にある信号から県道108号線を直進しますと木曽岬干拓地入り口の橋が見えてきます。

住所:三重県桑名市長島町、三重県桑名郡木曽岬町新輪、愛知県弥富市曙

まずは、2022年8月現在の木曽岬干拓地の状況です。

工業団地のある場所は伊勢湾岸道北部の三重県内で、道路が拡張されていました。

以降、アルファベットの場所を紹介していきます。

A地点」木曽岬干拓地への入り口です。周囲のほとんどが河川や海に囲まれており、唯一の出入り口となっています。なので、ここから別の場所へ通り抜けることはできません。

B地点」しばらく進んだ先のT字路にあるのが、木曽岬干拓地の工業団地へ一番最初に進出した会社です。

B地点の写真の右側です。道路の拡張工事でしょうか?何やら工事が行われている途中です。

C地点」ここはかつて、「わんぱく原っぱ」という公園?がありました。トイレと駐車場がありましたが、現在では面影すらありません。

かつてのわんぱく原っぱの駐車場と左に見える建物がトイレです。障害者用駐車場以外は舗装されていませんでした。

もう少し綺麗な画像を見たい方は検索をお願いします。

名古屋方面の写真です。写真中央に見える白い建物はJRセントラルタワーズです。わんぱく原っぱは、本当に何もない、ただの草原地帯でした。

私の写真フォルダに、よくぞこんな写真が残っていたなと感心しています。

わんぱく原っぱ跡地より更に先にある十字路の右側です。長い道が続いているので行ってみます。

伊勢湾岸道のトゥインクル木曽川橋が見えます。どうやら、この先の草原地帯の住所は桑名市長島町になっています。

「D地点」突然、道路が無くなったような行き止まりになっていました。この先は木曽川の河口となっており、対岸にはナガシマスパーランドがあります。

「E地点」こちらも行き止まりです。ここは工事関係者の出入り口となっている様子です。

「F地点」道は続いていますが、通行止めになっていました。伊勢湾岸道の先にメガソーラーがあります。

建設途中の物流倉庫です。世紀末感が半端無いです。

「G地点」こちらも行き止まりです。この先は愛知県となります。改めて、木曽岬干拓地の広さを感じます。

先ほどに世紀末感溢れる建設途中の物流倉庫。土地が広いので建設できる建物も大きいですね。

ESRの物流倉庫です。この物流倉庫もかなり大きいです。

「H地点」何やら機材置き場のようです。

木曽岬干拓地は、草原が広がり遠方に見える名駅や名古屋港、ナガシマスパーランドの自然と人工物のコントラストが見える場所ですね。

また、名古屋近郊という立地で、国道23号線や伊勢湾岸道が近くにあり交通の便が良好です。なので名古屋港や中部国際空港、県営名古屋空港へのアクセスが良い工業団地となっています。

今後、工業団地として、ますます発展していきそうです。