鈴鹿スカイライン行ってみた

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皆様は鈴鹿スカイラインをご存知でしょうか?

鈴鹿スカイラインとは国道477号線の三重県菰野町と滋賀県甲賀市の一部区間を指します。

あの有名な鈴鹿サーキットからは少し離れた所にあります。

奥に見えるのが三重県と滋賀県の県境にある鈴鹿山脈です。手前に伊勢湾と四日市市街が見えます。

かつては有料道路でしたが、現在は無料で通行できます。

有料時代は夜間通行止めでしたが、現在では24時間通行可能です。

しかし、通行料が無料になった現在、冬期(12月中旬〜4月上旬)は山頂付近が通行止となり、県境を越えることはできません。(三重県側は湯の山かもしか大橋まで通行可能ですが積雪や路面凍結していることがありますので冬装備を忘れずにお願いします)

冬期以外でも大雨による通行止も頻繁に発生します。(過去に大規模な崩壊がありました)

迂回ルートは鈴鹿峠(国道1号線)、石榑峠(国道421号線)、鞍掛峠(国道306号線)、新名神高速になります。鞍掛峠は冬期通行止になります。極度の大雨の場合は、大抵どの道も通行止になります。(新名神や鈴鹿峠は比較的、通れます。)

希望荘付近です。甲賀方面へ走行する様子です。

三重県側からの鈴鹿スカイラインへのアクセスは新名神 菰野IC出口を右折して信号を直進し、突当たりを右折するだけです。

途中、湯の山かもしか大橋があり、湯の山かもしか大橋を渡ると、湯の山温泉街や御在所ロープウェイへアクセスすることが可能です。

私が実際に鈴鹿スカイラインに行ってみましたので現地の様子をシェアします。

鈴鹿スカイラインの見所はなんといっても景色です。

伊勢平野北部を眺望できるため、四日市や桑名はもちろん、愛知県にある名古屋駅まで見ることができます。奥には伊勢湾が広がり、更にその奥にあるセントレアや知多半島まで見渡せます。

特に私がおすすめするポイントが夜景です。街明かりや高速道路の明かりが綺麗に見えます。四日市コンビナートはより一層明るく見えます。

また、秋になると紅葉が綺麗に色付き紅葉狩りを楽しめます。

2021年10月28日の紅葉の様子です。

鈴鹿スカイラインの区間は駐停車禁止ですが、至る所に無料の駐車場があります。

ハイキングや登山、ゆっくりと景色を楽しむ方はそちらをご利用してください。

鈴鹿スカイラインの最高地点は三重県と滋賀県の県境にある武平峠で標高は約800mです。

県境はトンネルの中になります。夏は平地より少し涼しいくらいです。三重県側のトンネル手前に大きな駐車場があります。

クルマ好きの間では有名なスポットです。

ドリフト痕があります。不必要なアイドリングはやめてマナー良く利用しましょう。

クルマの写真を撮ると映えます。

ちょっとしたベンチやテーブルのあるスペースがあります。

滋賀県側の坂は緩やかですが、コーナーは非常に多いです。

三重県側は高低差があり、ヘアピンカーブが連続で続きます。ドリフト対策に減速帯も常設されています。

某2桁数字の名前のスポーツカーが車名以上の速度で通過して行きました。

かっ飛ばしたくなる気持ちはわかりますが、歩行者やロードバイクもいるのでゆっくりと安全運転でいきましょう。

夜間には猿や鹿が現れますので注意が必要です。

コーナーの多い道なので事故は多いみたいですね。(あまり鈴鹿スカイラインでの事故が起きた話は聞きませんが)

鈴鹿スカイラインはマニュアルトランスミッションのオープンカーでゆったりと流すのが最高に楽しいです。峠は100馬力程度の非力なクルマの方が楽しめますね。

以前、筆者が借りた5速マニュアルトランスミッションのフィアット バルケッタ
まるで道路を走る小舟!フィアット バルケッタ試乗記
先日、フィアットバルケッタに試乗してきました。その試乗レビューです。

こちらが実際に鈴鹿スカイラインを走行した動画です。季節は冬なので途中、通行止めになります。現在では、かもしか大橋まで行くことができます。

鈴鹿スカイラインとよく間違えられるのは鈴鹿峠です。

鈴鹿峠とは三重県亀山市と滋賀県甲賀市の県境に位置する国道1号線(東海道)にある峠のことです。鈴鹿峠の標高は357mです。

絶景と高低差の激しいヘアピンコーナーのある鈴鹿スカイラインを是非一度、ドライブしてみてはいかがでしょうか。