御在所ロープウェイに乗って樹氷を見に行ってみた

お出かけ情報

皆様は三重県菰野町にある御在所ロープウェイをご存知でしょうか?

御在所ロープウェイとは1959年に開業した鈴鹿山脈の御在所岳と湯の山温泉を結ぶロープウェイです。

御在所ロープウェイに乗ることによって御在所岳の山頂付近にある山上公園へ気軽に行くことができます。

実際に冬期に御在所ロープウェイに乗って樹氷を見に行ってみました。

まず、御在所ロープウェイまでのアクセスです。

おクルマの場合、新名神 菰野ICの出口を右折し、突き当たりを右折し国道477号線(鈴鹿スカイライン)に出ます。しばらく走行すると湯の山かもしか大橋が見えてきますので左折し、橋を渡ります。橋を渡った先の交差点を右折し直進すると到着します。冬期は積雪がありますので冬装備を忘れずにしてください。

鈴鹿スカイライン行ってみた
鈴鹿スカイラインとは三重県菰野町と滋賀県甲賀市を結ぶ国道477号線の一部です。かつて有料道路でしたが、現在は無料で通行できます。

電車の場合、近鉄四日市駅で湯の山線に乗り換えます。終点の近鉄湯の山温泉駅で下車します。駅から徒歩では距離がありますのでバスでロープウェイ駅へ向かいます。

名古屋や大阪から近く、アクセスしやすい場所になっています。

住所:三重県三重郡菰野町湯の山温泉

駐車場は自走式の立体駐車場で、車両の通る通路がやや狭く感じます。

約300台収容可能です。

駐車料金は先払いで1日1000円です。(現金のみ)

駐車場の入り口は左側の所です。

湯の山温泉の周辺マップです。湯の山温泉街にはホテルが多くの点在します。

御在所ロープウェイ湯の山温泉駅です。この辺りは標高約400mとなっています。

チケット売り場です。

ロープウェイのチケット購入の支払い方法は現金もしくはクレジットカードが使用できます。

往復片道
大人2450円1320円
子供1220円660円
ペット1000円500円
ペットのみ支払い方法が現金のみとなっています。

ペットも搭乗可能ですが、ゲージに入れる必要があります。尚、ゲージは無料で借りることも可能です。

ロープウェイの営業時間は以下の通りとなっています。

12月〜3月4月〜11月
9:00〜16:009:00〜17:00
下り線は上り線の終了時刻から20分後に終了します。

強風により、上り線の運行が営業時間中に中止になることもあります。

点検等による定休日が年に数日ありますので事前に確認が必要です。


売店です。スイス直輸入のパンが目を引きます。こういった場所で食べるソフトクリームやみたらし団子などは一層美味しく感じますね。

隣にはお土産屋さんもあり、三重県名物から御在所ロープウェイに関するお土産を購入することができます。

最近、オープンしたmont・bell

帽子や手袋、ウェア、ソリなどを忘れた場合はココで調達することが出来ます。

営業時間は9:00〜17:00(12月〜3月は16:00)

こちらがロープウェイです。

通常は10人乗りですが、現在ではコロナの影響で人数を減らしての搭乗となります。

ロープウェイは1分間隔で運行されています。(悪天候時は異なる場合があります。)

ロープウェイはスイスイと昇って行きます。高さがあり、高所が苦手な方は少し怖いかもしれません。(ロープウェイ内で会話の鉄板ネタは「落ちたらどうする?」でしょうか?)

山の積雪量も次第に増えてきます。地面を見ると鹿がところどころに居ます。

山頂付近は濃い霧で覆われています。

雄大な鈴鹿山脈の山々を横目にロープウェイは標高を上げて進んで行きます。

約15分の搭乗で山上公園駅に到着です。ここで標高1180mです。

到着した途端、カレーの香りが漂ってきました。

売店や食事のできるアルペンホールです。

名物はカレーうどんです。ここのカレーの匂いが建物全体に充満しています。

ジュースやアイスクリームの自動販売機が設置されています。

価格は少々お高く、缶コーヒーが1本150円、500mlのお茶が1本200円でした。

いざ、建物の外に出てみました。台風の如く、もの凄い強風が吹き荒れていました。

山の上は辺り一面の銀世界です。2021年〜2022年シーズンは雪が多かったので、かなりの積雪量でした。

軽バンが雪で埋もれています。

こちらが当日撮影した樹氷です。案内には樹氷なしとありましたが、一部で樹氷がありました。

パンフレットなどの写真のような立派な樹氷ではありませんでしたが、とりあえず見ることができて良かったです。

樹氷のトンネルです。

この先は道が無く、行くことが出来ませんでした。

スグ横は急な斜面となっており、誤って足を滑らせれば大惨事です。

御在所岳山頂公園のマップです。

かなり広く、冬の雪の中ではとても歩いて回ることが出来ません。

鳥居があります。この先には伊勢平野(四日市市街)と伊勢湾が見渡せるはずでした。

御在所岳の標高モニュメントです。

御在所岳の標高は1212mです。

方角看板です。

伊良湖岬は三河湾、伊賀・名張は青山高原、彦根・長浜は琵琶湖が見れます。

私が行った当日は曇っていて何も見えませんでした。

御在所スキー場です。名古屋からクルマで1時間圏内でアクセス出来るスキー場です。

スキーリフトの営業時間は9:30〜15:30で1日券が2000円となっています。

スキー用品のレンタルも各種揃っています。

滑走できるのはスキーのみでスノボは不可です。

雪質は少し硬く、長野県のスキー場のようなサラサラのパウダースノーではありませんでした。

ここでは持参したソリで遊ぶことが出来ます。

広さ、傾斜もあり、思いっきりソリ遊びを満喫できそうです。

地面は雪で覆われていますが、整備されており比較的歩きやすいです。

一部、踏み固められている場所があり、そこでは大変滑りやすいので注意が必要です。

再び、ロープウェイに乗って麓の湯の山線駅まで戻りました。

このタイミングで伊勢平野の景色を見ることが出来ました。

こちらが現地で撮影した動画になります。

もし、よろしければご覧ください。

冬は樹氷が綺麗でスキーが楽しめますが、春、夏、秋も避暑や紅葉など御在所は1年中楽しむことができます。

湯の山温泉とセットで旅行に訪れてみてはいかがでしょうか。