フェアレディZ Z34オーナーの私がよく受ける質問とは?アンサーと共に紹介

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皆様は日産 フェアレディZ Z34についてどのようなイメージを受けますか?

恐らく、多くの方は丸みを帯びた国産のスポーツカーだと認識していると思います。

私は、そんな日産フェアレディZ Z34を所有しているわけですが、実に多くの方からZ34について質問を受けます。そして比較的に似た質問を受けることが多いです。

自然吸気エンジン史上最高峰の「Z」日産フェアレディZ Z34試乗記
日産フェアレディz z34は、どのようなクルマなのか私の感想と共に紹介していきます。

なので、今回は日産フェアレディZ Z34のオーナーである私がよく受ける質問とその回答をランキング形式で紹介していきます。

10位

第10位はブレーキが純正なのか?です。

私のZ34は後期のバージョンSなので、フロントに4pot、リアに2potの赤色の曙製、対抗ピストンブレーキが装着されています。

フロント後期19インチホイールと曙キャリパー

もちろん、この曙製対抗ピストンブレーキは純正で、NISSANのロゴが入っています。ベースグレードとバージョンTは片押ブレーキですが、曙製対抗ピストンブレーキとブレーキデスクを別途購入すれば装着することが可能です。

現在、私のZ34はフロントのみ社外品である赤色の6potのbremboキャリパーが入っていますが、曙キャリパーの時から時々聞かれる質問です。

9位

第9位はタイヤサイズです。

私のZ34はバージョンSなので、フロント245/40R19 リア275/35R19です。

ちなみにベースグレード、バージョンTはフロント225/50R18 リア245/45R18です。

Z34はグレードによってサイズが異なりますが、ベースグレードやバージョンTにも19インチのタイヤとホイールを装着することが可能です。逆にバージョンSやSTに18インチを履かせることも出来ます。

私のZ34はnismoホイールに交換してありますが、リアタイヤは275で少し引っ張る形で装着しています。(次回は285にする予定です。)

8位

第8位は購入時期です。

私は2018年1月にZ34を新車で契約し、4月に納車されました。

私は2週間に1度の洗車とコーティング皮膜の保護を欠かさずに行なっているのもありますが、Z34の塗装は綺麗で美しく、新車の輝きが色褪せません。なので、最近購入したものと思われていますが、2022年6月現在で、納車から丸4年以上、走行距離は5万5000kmを超えています。

7位

第7位は速さです。

Z34のスペックは0-100km/hが5.1秒、最高速度が250km/hです。

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「速いの?」と聞かれますが、何とどういうシチュエーションで比較すればいいのか分からないので、「最高速度は250km/h」と答えます。

ただ、ホンダのS660と比較して直線の加速勝負や最高速ではZ34の方が速い訳ですが、ショートサーキットや狭い峠道の下りではミドシップで軽量なS660の方が速いかもしれません。

6位

第6位は維持費です。

収入や使えるお金は、人それぞれ異なるので、個人差はありますが、私はZ34の維持費は思っていた程かからないと思いました。

まず、自動車税ですが、2018年登録で排気量は3696ccなので66500円です。これは高いなと感じてます。

次にガソリン代ですが、年間10000km走行する場合、燃費が8km/ℓ、ハイオク価格が170円/ℓの場合、年間のガソリン代は212500円です。ちなみにレギュラー仕様の燃費が15km/ℓのクルマと比較すると年間10000km走行でガソリン代が約10万円の差になります。

多くの消耗品類は一般的な国産車と変わりはありませんが、一般的なクルマと比較して費用がかかる消耗品は、タイヤの減りが早くタイヤが高価なことです。

特にタイヤは幅が太く扁平が薄いので高価で、スポーツタイヤの場合、元々の溝が浅いため交換サイクルが早まります。私の場合ですが、純正のブリジストン ポテンザ007は2年持ちませんでした。その後、交換したミシュラン パイロットスポーツ4Sは4本で20万円以上で、2年4ヶ月使用した現在、スリップサインがまもなく出そうな溝の減り具合です。もしタイヤに拘らなければ、アジアンタイヤという選択肢もあり、タイヤ4本で10万円以下と5ナンバーミニバン並みの金額でタイヤを購入することも可能です。

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Z34の維持費はカローラやシビックと比較すると維持費はかかりますが、異常に高いこともありません。

5位

第5位はトランスミッションの種類です。

よく、「マニュアル?」と聞かれますが、はい、3ペダルの6速マニュアルトランスミッションです。

Z34はジヤトコ製7速オートマチックトランスミッションと愛知機械工業製の6速マニュアルトランスミッションが選択できます。バージョンSは6MTのみ、バージョンTは7ATのみです。新車時の価格差は約10万円オートマチックトランスミッションの方が高価です。

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また、「マニュアル操作は面倒じゃないの?」と聞かれますが、無意識にシフトとクラッチを操作していますので、面倒だと感じたことは1度もありません。

4位

第4位は乗車定員です。

Z34の乗車定員は2名でリアシートは付いていません。

「不便じゃないの?」と質問も受けますが、私の場合、1人で乗ることが大半ですし、クルマには走行性能とデザイン性を求めていますので、むしろリアシートは必要ないと考えています。

3位

第3位は車両価格です。

私のZ34は2018年式の後期型バージョンSなので車両価格は4,760,640円です。(消費税8%)

それにオプションと諸経費を合わせた後、いくらか値引きをして頂き、トータルで約500万円でした。(金利を除く)

私のZ34の見た目はノーマルですが、改造費が200万円以上かかっています。(今思うと恐ろしい)特にnismoホイールとbremboキャリパーが高額でしたがお気に入りです。

2位

第2位は油種です。

「ハイオク?」と聞かれることがほとんどなので、ハイオクです。と答えますが、「出力は下がりますが、一応レギュラーガソリンでも走らせることは可能です。」と補足します。

また、「ハイオクを入れるなんてお金持ち」と言われることもありますが、ハイオクガソリンを入れ慣れるとレギュラーガソリンとの差額を気にすることがなくなりました。どちらかと言えば、ガソリン価格は変動が大きいので、高かった頃のレギュラーガソリンと現在のハイオク価格を比べることはあります。

1位

第1位は燃費です。Z34の燃費はどこに行っても聞かれる質問です。油種と抱き合わせで聞かれることも多いです。

Z34の燃費は私の乗り方で、市街地で約7.5km/ℓ、高速道路で約12km/ℓです。

燃費を聞かれた際、私はZ34の燃費を街乗りで7km/ℓ〜8km/ℓと答えますが、多くの方が微妙な反応をします。

良くも悪くも無い微妙な燃費なので反応に困っているのではないかと思われます。5km/ℓみたいな燃費を想像していたのでしょうか?

余談ですが、排気量や馬力について聞かれることが、ほとんどありません。Z34の排気量や馬力が周知されているのか、興味が無いのか定かではありませんが。

また、ほとんどの方は「フェアレディZ」もしくは「Z」と呼んでおり、海外名の「370Z」はあまり知られていません。

日本人の国民性なのか、多くの方は、燃費が気になるみたいですね。