私は日産 フェアレディZ Z34に5年、7万5000km以上乗っている訳ですが、長らく乗っているとZ34について詳しくなりました。
良い所、悪い所、癖などZ34オーナーだからこそ知っている事が多くあります。
恐らく、多くのフェアレディZ Z34オーナーの方も同じ事を存じているかと思われます。
なので今回は、日産 フェアレディZ Z34オーナーが共感できるZ34あるあるを20個紹介していきます。
筆者の独断と偏見です。一つでも共感して頂ければ幸いです。
グッズ集めがち
Z34は知名度と人気があるスポーツカーです。
なので、ミニカーなどの多くのZ34グッズが発売されており、それらを購入する傾向があります。
3月4日は盛り上がりがち
3月4日は34ということで、特にSNSでZ34オーナーは盛り上がります。Z34オーナーだけでなくR34など34のつくクルマのオーナーも盛り上がります。
また、11月23日は良い日産の日ということで盛り上がります。
自動車税高いと思いがち
クルマを所有する人なら多くの方が思っているであろう「毎年5月に払う自動車税が高い!」
特にZ34のエンジンは排気量が大きく、自動車税が高くなっています。
Z34に搭載されているエンジンはVQ37VHRというエンジンで排気量が3696ccあります。
なので、3501cc〜4000ccの区分に該当し、自動車税の金額は2019年9月30日までに登録されたZ34は6万6500円、2019年10月1日以降に登録されたZ34は6万5500円です。
2023年現在では、初年度登録から13年を経過し、重課税されるZ34も存在します。
ミーティング行きがち
日産フェアレディZは歴史のあるスポーツカーで根強いファンが多数います。
スポーツカーという性質上、趣味性が強いクルマなので、同じクルマ同士の繋がりが強く、各地でオーナーによるミーティングが開催されます。
中でも毎年5月5日に富士スピードウェイで開催されるオールフェアレディZミーティングは世界最大規模を誇る、フェアレディZが1000台以上集結するミーティングです。
ナンバープレートを「・・34」「・370」にしがち
Z34にちなんで「・・34」、海外では370Zと呼ばれているので「・370」の希望ナンバープレートを取得される方が多くいます。
前期、中期、後期、グレード把握しがち
Z34は前期型、中期型、後期型とあり、簡単な見分け方として、前期型のみデイライトがなく、後期型のみヘッドライトがインナーブラックとなっています。
また、Z34にはグレードが4種類あり、ベースグレード、バージョンS、バージョンT,バージョンSTとあります。簡単に紹介すると、バージョンSはMTのみでホイールが19インチで曙製ブレーキが装着されます。バージョンTはATのみで電動革シートとヒートシーターとBOSEスピーカーが装着されています。バージョンSTはATとMTが選択可能でバージョンSとバージョンTの両方の装備が装着されています。
バージョンnismo、nismoやヘリテージ、アニバーサリーなど特別仕様もあります。
多くのZ34オーナーの方は、ひと目見ただけで、おおよその年式とグレードを言い当てることができます。(前期、中期、後期、各グレード間でパーツが適合しますので、交換されていると見分けがつきません。)
リアフェンダーに魅了されがち
Z34のリアフェンダーは膨らみがあり、非常に美しい造形をしています。
Z34オーナーはもちろん、Z34を見た多くの方が美しい後ろ姿に酔いしれていると思います。
バージョンニスモ略しがち
バージョンニスモをよくバーニスと略して言います。
エンブレム交換しがち
日本では「FAIRLADY Z」と呼ばれていますが、海外では370Zと呼ばれています。
なので、エンブレムの国内仕様は「FAIRLADY Z」、輸出仕様のエンブレムは「370Z」となっています。
個人の好みですが、エンブレムを輸出仕様の370Zに交換する方が多くいます。(私もその内の一人です。)
スペーサー入れがち
Z34は比較的タイヤが奥に引っ込んでいます。
タイヤ幅の細い18インチの場合、より引っ込んで見えます。
なので、純正ホイールを装着している方の多くはホイールスペーサーやワイドトレッドスペーサーを入れてツライチにしています。
フロントに薄いワイドトレッドスペーサーを入れる場合は、ハブボルトの切断加工が必要です。
ヘッドライト変えがち
前期型、中期型のヘッドライトの中が白く、後期型はインナーブラック仕様となっています。
インナーブラックの方が締まって見える為に前期型、中期型の方はヘッドライトを交換する方が多くいます。
また、ヘッドライトが経年劣化で黄ばみやすい為に交換する方も多くいます。
マフラー変えがち
Z34の純正マフラーはかなり大人しく、物足りなさを感じます。また、やや排気の抜けが悪く感じます。
ディーラーオプションでフジツボやnismoのマフラーも選択出来ますが、あまり装着されている方はいません。
サウンドアップと排気効率を上げる為に多くの方は社外マフラーに交換しています。
年式によって車検対応、非対応とありますので注意が必要です。
車高調入れがち
Z34は比較的車高が高く、足回りが古く感じます。
やはり、スポーツカーは低い方がカッコいいですね。走行性能向上も兼ねて多くの方は、車高調を装着してローダウンしています。
スピードメーター変えがち
国内仕様のZ34(nismoを除く)のスピードメーターは180km/hしか刻まれていません。
実用域重視とはいえ、高性能なエンジンを搭載し、最高速度250km/hを誇るにも関わらず、180km/hしか刻まれていないのでZ34の性能を否定しているように思えます。
また、公道で250km/hは出せないので、その気になれば250km/h出せるクルマを運転しているという雰囲気だけでも味わいたいですね。
なので、多くの方はnismoの280km/hまで刻まれたスピードメーターに交換します。
エンジンスタートボタン交換しがち
Z34のエンジンスタートのボタンは白く、なんだか地味です。
赤色でスポーティーなR35のGT-R用のプッシュスターターとサイズが同じなので交換する方が多くいます。
ポップアップキャンセラー入れがち
国内仕様のZ34には衝撃を感知した際にボンネットが浮き上がり、歩行者を保護するポップアップフードが搭載されています。
しかし、車高調を入れる事によって足回りが硬くなり、段差で誤作動する可能性があります。
ひとたび誤作動を起こせばボンネットを交換する必要があり、高額な修理費が待ち受けています。
なので、多くの方はポップアップフードの本体を取っ払い、抵抗を噛ませる処置を施しています。
ステアリングロック解除しがち
Z34にはステアリングロックが搭載されていますが、突然壊れることがあり、壊れるとエンジンが掛からなくなり不動車となります。
部品の入手も困難で3ヶ月待ったという話を聞いたことがあります。
故障して不動車になるリスクを減らすため、多くの方がステアリングロックのヒューズを取っ払っています。
センターのドリンクホルダーは小物入れになりがち
Z34のセンターコンソールにドリンクホルダーが1箇所あります。
左ハンドル車であれば気になりませんが、右ハンドル車の場合、このドリンクホルダーに飲み物を入れるとシフト操作をする際に飲み物と腕が干渉します。
なので多くの方は、飲み物は入れずに小物入れとして利用しています。(私は車庫のリモコン入れになっています。)
3連メーターの時計いらないと思いがち
Z34にはフェアレディZ伝統の3連メーターが付いており、左から「時計」「電圧計」「油温計」となっています。
時計はカーナビに表示することが可能なので、必要ないと多くの方が思っています。
室内からリアハッチを開けるスイッチ使わない(後期型)
後期型にのみ付いている室内からリアハッチを開けるスイッチ。
しかし、使う場面が無く無用の存在になっています。(有効な使い方を知っている方は教えてください。)
Z34オーナーの方はいくつ共感できましたか?
不便な箇所もありますが、それもZ34の個性と思っています。