NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、本州四国高速、宮城県道路公社は高速道路の休日割引を2021年7月11日 日曜日まで延長することを発表しました。
その理由としては新型コロナ感染拡大を防止するため、国土交通省から依頼を受けた為です。
元々、2021年4月29日〜2021年5月9日までの期間でしたが今回で高速道路休日割引適用外は3度目の延長となります。
高速道路休日割引とは・・・
土日祝、1月2日、1月3日の普通車・軽自動車等限定で高速道路料金が30%割引になる制度です。
東京・大阪近郊の一部道路は適用されません。
高速道路休日割引適用外の延長が続く訳ですが、このまま休日割引が廃止される可能性が浮上していますね。
私の見解では休日割引が廃止になる可能性が十分にあると考えています。
もちろん、私も高速道路を利用することが多ので、高速料金は安い方がありがたいです。
しかし、2021年5月1日土曜日に名古屋第二環状の名古屋西JCT〜飛島JCT区間が開通しました。名二環の開通に伴い5月1日より中京圏の高速料金の改訂がありました。中でも名二環の高速料金が均一料金から対距離制になり、名二環の休日割引が廃止されました。
また、コロナ禍前も土日祝や大型連休に休日割引が原因で渋滞が多発・長距離化している問題がありました。
これを踏まえて段階的・部分的に高速料金の値上げ・休日割引が廃止される可能性があると考えています。
しかし、これ以上高速道路の料金が上がると懐が寒くなりますね。
日本の高速道路は海外の高速料金と比べて高額です。アメリカでは、高速道路のほとんどが無料す。フリーウェイと呼ばれていますね。また、ドイツのアウトバーンでも普通車は多くの区間で無料で走行できます。日本の高速料金は世界基準からもかなり高額です。休日割引適用外の日曜日に私は県内区間の高速道路を30分ほど走りましたが、高速料金が1600円ほどでした。
観光地の活性化に繋げるためにも多くの方が気軽にお出かけできるように高速料金は安い方がいいですね。
また、高速道路の値上がりで困るのは運送会社やトラックドライバーです。高速料金が上がっても荷主から受け取れる金額が上がるわけではありません。高速料金が固定金額で支払われているドライバーにとっては自己負担額が増えるだけです。ちなみに、大型車は休日割引は常に適用されません。
とは言え、高速道路の料金が安すぎて利用者が増え渋滞が多発し、「一般道の方が早かった」なんてことがあれば本末転倒ですね。
適切な高速料金で快適に高速道路が利用できればいいですね。
2021年10月20日追記:2021年10月31日で高速道路休日割引適用外が終了予定です。緊急事態宣言も解除されたので恐らく、次回の休日(11月3日)からは高速道路休日割引が適用されるかと思います。