皆様はおクルマの洗車はどの頻度で行っていますか?
日本では平均的に3日に1日の割合で雨や雪が降り、1週間晴れることは稀で、青空駐車や毎日クルマに乗る場合は大抵1週間に1度は雨や雪に晒されます。
雨や雪が降ると空気中の砂や花粉などを含みながら地上に降り注ぎます。砂や花粉などを含んだ水分によってクルマが濡れ、水分が蒸発すると砂や花粉などが残りクルマのボディやガラスが汚れます。濡れた路面を走っても走行中に巻き上げられた汚い水飛沫がボディやガラスに付着して一瞬にしてクルマが汚れます。
私は天気次第ですが、1週間〜2週間に1度の頻度で行っています。(雨染みなど汚れが古くなると落ちにくくなるので早めに対処するように心がけています。)というのも私自身、クルマが汚れていると見た目が良くないと思っているので、せっかくのお出かけも汚れた愛車を見ると気分が下がります。
そして、クルマを運転する際に最も気をつけるポイントが傷です。運転中にうっかりクルマをぶつけてしまえば、ガリガリと傷が入ります。
クルマに付いた傷は異質な存在で、悪目立ちし、ドライバーの技量の指数になってしまいます。いざ修理するとなると最低でも数万円という費用を要します。
しかし世界は広く様々な価値観があり、中にはクルマは汚れていたり傷があった方がカッコいいという方もいます。
なので今回は、クルマは綺麗な方がカッコいいのか?それとも汚れていたり傷があった方がカッコいいのかを紹介します。
購入した新車に傷が入っていたり汚れている状態で納車されたらどうでしょうか?おそらく即クレームになるかと思います。中古車の場合、傷は事前の説明の上での購入になるかと思いますが、納車時に洗車はしておいて欲しいものです。(激安を売りにする中古車販売店なら人件費節約のため仕方がないですが)
スポーツカーや高級車に傷や汚れが付いていたらどうでしょうか?運転が下手なのに見栄で高級車に乗っている、見栄で買ったから後のことは無頓着だと思われる方がいるかと思います。インドと思われる道路をスーパーカーが荒い運転している様子をSNSで見かけますが、彼の地ではフェラーリやランボルギーニだろうとボディに傷が付くことをあまり気にしないみたいですね。

コンパクトカーやミニバン傷や汚れが付いていたらどうでしょうか?運転が下手なのか?ただの移動手段という名の道具扱いされているのだろうかと思われます。
クロカンやSUV傷や汚れが付いていたらどうでしょうか?ぬかるみや岩場などのハードなオフロードを泥の跳ね上げや傷を気にせず駆け巡るSUVはとても勇ましくカッコいいものです。しかし、オフロードを走った後の泥や傷だらけのSUVが都心部を走っていると違和感を覚えます。

ラリーカーやレーシングカー傷や汚れが付いていたらどうでしょうか?それらはプロが運転がする訳で運転が下手でぶつけたとは誰も思いませんね。レーシングカーの傷や汚れは激しいレースを戦い抜いたいわば勲章なものです。一般車にも共通する点として、虫汚れや飛び石はハードに走り込まないと付かないので、走った勲章とも捉えることができます。

車種や土地柄にもよりますが、日本国内では一般的にクルマは綺麗な方が良いとされていますね。所変われば、汚れていても、ボロボロになっていても気にしない方もいるので、クルマが大切にされている日本でクルマを持てて良かったと思う今日この頃です。