買ったはいいが低迷中・・・今後どうなる?テスラ株

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私は少し前にテスラを試乗し、特にモデルSの技術が良かったのでテスラ株を少しだけ買ってみることにしました。(内外装の品質はトヨタに遠く及びませんが・・・)

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2024年12月に500ドルに迫る勢いで株価上昇していたテスラ株ですが、2025年に入り、株価が暴落し半減しました。

私は279.76USDのタイミングでテスラ株を購入し、しばらく価格が下がっていましたが、ようやくプラスに転じたことにより現在では損失を回避しています。

しかし現在、テスラはCEOのイーロンマスク氏が政治に関与したことでイメージが悪化し、EV市場が成長している最中、テスラ車の販売が低迷し一人負けしている状態です。

テスラ株を持つ者として、この状況は芳しくなく、所有するテスラ株の処分すべきかと検討しなくてはなりません。(敢えて強気の買い増しもありかも!?)

なので、今回はテスラの今後を予想します。あくまでも個人的な見解ですので、株のご購入は自己責任でお願いします。)

懸念材料

まずは、テスラが抱える懸念材料を見ていきます。

テスラ車が売れていない

まず、肝心のテスラの電気自動車が売れていません。「電気自動車って誰も買わないでしょ」と思われがちで、日本に居るとまだまだガソリン車やハイブリッド車が多く、EVが売れているという実感が少ないかと思います。だが、海外(特にヨーロッパ)では電気自動車の販売が成長しているにも関わらず、テスラは昨年比で販売が半減しており、テスラ一人負けしている状態です。

電気自動車の黎明期にテスラは高性能で未来的な内外装で他のクルマを過去のものとさせる程のアドバンテージがありました。

しかし、多くのメーカーで電気自動車の開発が進んだことにより、テスラのアドバンテージが失われ、何年もアップデートしていないテスラ車の競争力が低下しています。価格面で優位な中国メーカーの電気自動車の飛躍が凄まじく、特にBYDの勢いは日欧米の既存の自動車メーカーでさえ危惧しています。

2025年3月末に日本国内ではフラッグシップのセダン・SUVのモデルS・モデルXの販売が終了しました。

テスラも手を打っていない訳でもなく、テスラ最大の主力商品であるモデルYに新型が投入されました。しかし、新型モデルYの売れ行きがさほど良くないともいわれています。(エクステリアの大幅なアップデート、空力・制御の改善による航続距離・加速性能が向上しましたが、思ったより変わっていないといわれています。)

アメリカでは数年先まで予約が入っていたというサイバートラックが売れていません。どうやらサイバートラックは在庫処分の為、値引き販売されているといわれています。

画像提供元:Tesla, Inc. 

新型車の発売の遅れ

2017年に発表され、2020年発売予定だった新型ロードスター、安価なEV(モデル2?)のデリバリーの遅れや開発停止といったニュースが飛び込んできています。(2017年の新型ロードスター発表時は衝撃のスペックでしたが、2025年現在では驚くほどではなくなりました。今でもデポジットを払えば購入列に並べるのだとか)

画像提供元:Tesla, Inc. 

自動運転

自動運転の技術的な問題もありますが、自動運転の開発に成功しても法規制によって使用ができない可能性があります。

イーロンマスクのイメージ悪化

テスラのCEOであるイーロンマスク氏のイメージが悪化しています。アメリカのトランプ大統領に多額の政治献金を行い、トランプ政権下で新設された「政府効率省(DOGE)」の長官に就任し、大規模な連邦予算削減と人員整理を実施しました。ドイツの極右政党を支持し、ドイツ政府関係者を批判する発言を行ったことにより、欧米でのイメージが悪化しました。

「テスラ=イーロンマスク」というイメージが強くイーロンマスク氏のイメージ低下はテスラのブランドイメージの低下に繋がります。

さらに「テスラ車を購入する=イーロンマスクの支持者」と認識されるので、テスラ車の購入を避けられていることにより販売低下が起きています。(テスラ車を破壊する暴動が起きており、被害に遭いたくないので購入を避けている可能性もあります。)

好材料

テスラには多くの懸念材料がありますが、一方で好材料もあります。

CO2排出権取引

テスラは、電気自動車の製造により、CO2排出枠を多く獲得しています。このCO2排出枠は他の会社に売却することができ、排出基準を満たしていない自動車メーカーにCO2排出権を販売します。排出基準を満たしていない自動車メーカーはテスラからCO2排出枠を購入するか、罰金を支払う必要があります。(罰金を払うよりCO2排出権を買った方が安上がりである)

このCO2排出権取引によりテスラは莫大な利益を得ています。

自動運転

自動運転は懸念事項でもありましたが、開発に成功すれば一気に逆転の切り札ともなり得ます。

すでに搭載されている機能にお金を払って解放するので、お金をかけずに多くの利益を得ることができます。

サイバーキャブ

2026年に生産が始まると噂されているサイバーキャブ(いわゆる無人タクシー)

ギガキャスティングと少ない部品点数によって低コストで生産できるとのこと。

無人タクシーの先駆者になれればテスラの状況が一転する可能性があります。

画像提供元:Tesla, Inc. 

テスラボット

危険な作業や繰り返し作業、退屈な作業を実行できる、汎用の二足歩行自律ヒューマノイドロボットであるオプティマスを今年中に約5000体生産し、来年、再来年以降も続々と生産をするという噂があります。

画像提供元:Tesla, Inc. 

イーロンマスクの政治離れ

多くの批判があったイーロンマスク氏の参政ですが、今後は政治献金を減らすと公言しています。

本業の会社経営に本腰を入れてくれればいいのですが・・・(複数の会社を経営しているので、どれに集中するのでしょうか)

まとめ

テスラ車が売れていない、イーロンマスク氏によるテスラブランドの悪化という懸念材料がありますが、サイバーキャブ、テスラボットという逆転の切り札も用意されています。(テスラが自動車メーカーでなくなる日が来るかもしれませんが)

株価が下落するというアナリストもいれば、数年後に株価が1000ドルを超える可能性があるとも予想されています。

多くのアナリストによるテスラの株価予想は外れると言われています。ならば余裕資金でテスラの将来性にかけてみても良いかと思いました。(答え合わせは2030年に行いましょう!)


この記事の執筆者

フェアレディZオーナーによる自動車情報とおでかけ情報を発信するブログ・YouTubeチャンネル「Can I get information」運営をしています。趣味はドライブとクルマです。マイカーは日産フェアレディZ(RZ34)。常に新しいコトを探究。東海地方を拠点に活動しています。プリンが好きです( ^ω^ )

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