三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットはモータースポーツの聖地で様々なレースが行われています。
特にF1はファンが多く、大勢の見物客が来場します。
しかし、鈴鹿サーキットは立地が悪く、クルマで行く場合でも最寄りの鈴鹿インターは遠く、市街地を抜けるのに時間がかかります。公共交通機関も伊勢鉄道の鈴鹿サーキット稲生駅は輸送力に乏しく、近鉄白子駅まではかなりの距離があります。(タクシーは捕まらず、バスも何度も見送る羽目に・・・)
F1などのイベント後は人であふれかえって、帰宅困難となります。
なので、今回は激混みする鈴鹿サーキットからいち早く脱出する方法を紹介します。(最後までの観戦を諦めてレースが終わる前に会場を出ると混む前に帰ることができますが・・・。)
自家用車
まず、駐車場選びも大切です。大規模な駐車場は出口渋滞が発生します。なので、鈴鹿サーキットから少し離れた道路に面した有料駐車場が退出しやすいです。
鈴鹿サーキット最寄りのインターチェンジである鈴鹿ICへ行く場合、市街地を抜けて鈴鹿川を越えるのに一苦労します。さらに途中で片側1車線となり(右車線が消失します)、鈴鹿ICに入るには右折する必要があるので平時でも渋滞しています。
よって、東名阪道の鈴鹿ICから高速道路に乗ることはおすすめできません。
なので名古屋方面へ向かう場合、中勢バイパスから国道23号線を走行し、伊勢湾岸道のみえ川越ICから豊田方面へ向かうのが無難かと思います。ただし、国道23号線は塩浜〜午起〜四日市ドーム付近で渋滞が発生するので注意が必要です。
大阪方面へ向かう場合、県道144号線を西へ向かい、名阪国道の関ICから名阪国道へ向かうのが無難かと思います。新名神へ行く場合は関ICから名古屋方面へ乗り、東名阪道の亀山JCTで京都・大阪方面へと向かいます。
伊勢方面へ向かう際は、伊勢道の芸濃ICがおすすめです。少々行程が複雑ですが、混雑の心配は少ないです。
国道1号線石薬師を左折し、直進することで新名神の鈴鹿PAスマートICから高速道路へアクセスする選択肢もあります。(名古屋・大阪方面共に有効です。)
公共交通機関
先ほども紹介しましたが、最寄りの伊勢鉄道の鈴鹿サーキット稲生駅は輸送力が乏しローカル鉄道なので諦めましょう。
ただ、近鉄白子駅は大きいですが、鈴鹿サーキットから距離もあり、多くの人でごった返すと思います。
なので、規模は劣りますが、始発駅である近鉄平田町駅の方が無難です。ただ、伊勢若松駅での乗り換えする必要が生じます。大阪方面へ行く場合は電車が空いているかもしれませんが、名古屋方面へ行く場合、白子駅から乗車したサーキット帰りの乗客で混雑している可能性があります。また、伊勢若松駅では急行は停車しますが、別料金の近鉄特急は停車しません。
近鉄平田町駅から北へ40分ほど歩くとJR加佐登駅という選択肢が登場します。(玄人向けの選択肢ですが・・・)平田町駅からタクシーを拾ってJR駅を目指すのもひとつの手段です。